今年も残りがわずかになってきましたね。
今週はクリスマス、来週は年越しなどイベントが多くありますが、今週もまた一つイベントがあります。
12月22日(木)の冬至です。
冬至とは、北半球において日の出から日の入りまでの時間がもっとも短い日のことです。逆に、最も夜が長い日でもあります。
そして冬至に食べるのが「かぼちゃ」です。
ではなぜ冬至にかぼちゃを食べるのでしょうか。
諸説ありますが、収穫を終え厳しい冬を乗り越えるために、栄養が豊富なかぼちゃを食べる!という意味が含まれていたそうです。
また、他にも魔除けや運気上昇のためなど多くの説が存在します。
食べ物や暖房器具が限られていた大昔では、食べ物に祈りを込めゲン担ぎをしていました。
このように先人達が大切にしてきた文化や風習にはきちんと意味があり、それを調べると面白いですね。
皆さんもぜひ12月22日にはかぼちゃを食べて健康維持、運気上昇を願いましょう!
皆さんは調理過程でむいたじゃがいもの皮を捨ててはいませんか? 実はじゃがいもの皮にはあまり知られていない使い道があるのです。
今回は、じゃがいもの皮を使った簡単お掃除術をご紹介します!
《やり方》
実際にじゃがいもの皮でお掃除した様子がこちらです。
まるで洗剤を使ったかのようにピカピカになりました! 今回写真はありませんが、汚れやすいお風呂の鏡も同様に磨くと水あかがとれ、くもり止め効果もあります。
これはじゃがいもに含まれるサポニンという成分が、石けんや洗剤のような効果を発揮するためです。天然の成分で身体や環境にやさしく、小さなお子様がいる家庭でも安心ですね。面倒な準備もないので、ぜひ試してみてください☆
世界の人口増加や輸出規制など、国際情勢による食糧問題が連日ニュースをにぎわせていますね。今回は主にJAきたみらい地域で栽培されている農畜産物を取り上げ、世界各国の生産量(2020年)をランキングクイズ形式にまとめてみました。
表の中の空欄①~⑤に当てはまる国が分かるでしょうか? 回答はページ下側にありますので、全問正解目指して考えながらゆっくりスクロールしてみてください!
※千単位以下は四捨五入
※()内は上位10か国以外の国
皆さん、全問正解できたでしょうか? たくさんランクインしている国もあれば、意外と知られていない国もあって面白いですよね。
今年は国際情勢のあおりによる燃料資材価格の高騰や、集中豪雨などの悪天候も重なり、農業者にとっては厳しい年ですが、産地一丸となって、安心安全な農畜産物の安定供給に努めてまいりますので、お買い求めの際はJAきたみらい産のおいしい農畜産物をよろしくお願いします!
きたみらい産の農畜産物・加工商品は取り扱いのあるオンラインショップからもぜひお買い求めください。
【出典】
Food and Agriculture Organization of the United Nations(FAO)、国際連合食糧農業機関
FAOSTAT:Production(2022年8月ダウンロード)
まだまだ厳しい寒さが残る2月。温かいシチューや鍋など、野菜をたくさんとれる料理を作る機会が多いと思います。そこで今回は、野菜の中でもほうれん草・白菜・かぼちゃを上手く使い切るための保存方法をご紹介します。以前、玉ねぎとじゃがいもの保存方法についてもご紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください!
乾燥に弱いため、湿らせた新聞紙に包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫に保存します。この時、ポリ袋の口は完全にしめずに軽く閉じるようにしましょう。冷凍保存する場合は固めに茹でたものを小分けにし、ラップで包んだ後にフリーザーバッグに入れてから冷凍します。
まるごとの場合は、日光を避けた涼しい場所に、新聞紙で包み立てた状態で常温保存すると長持ちします。カットされた白菜は切り口から痛むので、生のまま小分けにカットするか、一度固めに茹でてから軽く搾り、ラップに包んでフリーザーバッグに入れて冷凍保存するようにしましょう。
まるごとのかぼちゃは新聞紙に包み、風通しのいい場所で常温保存します。カットされたかぼちゃは、種とワタをすぐに取り除いてから冷蔵保存して下さい。また、冷凍保存する場合は使いたい大きさにカットしてラップに包み、フリーザーバッグに入れましょう。
「ほかの野菜の保存方法も知りたい!」という方は、JAきたみらいのコミュニティー広報誌「ぐりんgreen」39号をご覧ください。ぐりんgreenは北見市・訓子府町・置戸町の地域住民の皆さんに向けて発行している広報紙ですが、当サイトにて誰でも自由に閲覧することが出来ます。ほかにも当JAの農業についてや野菜にまつわるタメになる情報がたくさん詰まった紙面が揃っていますので、下記リンクよりぜひご覧ください!
皆さんは毎日牛乳を飲んでいますか?
小学生・中学生の頃は、給食の時間に牛乳が提供され、多くの人が飲用しています。でも高校生以降になると、人によってバラツキが出始め、成人してからは全く飲用しない人もいるのではないでしょうか。
成人後も20代に骨量のピークを迎えることから、本来は十分なカルシウムの摂取が必要です。また、成人してからは、ストレス過多、デスクワーク中心の仕事をしていると運動不足になりやすく、より一層心身のバランスが崩れることも増え、心身のバランスが崩れたことで免疫力低下に陥りやすくなります。
そんな時、コップ1杯の牛乳を飲むことで、牛乳に含まれるさまざまな栄養成分が、私たちの体を内側からサポートするように働きます。また、牛乳には免疫機能に関係する栄養成分が多く含まれており、中でも免疫機能を支える養分として、たんぱく質、カルシウム、ビタミンA・D・B1・B12、パントテン酸が多く含まれています。
ではここで、パントテン酸・ビタミンB1・B12について簡単にご紹介します!
「パントテン酸」はあまり聞き馴染みのない栄養ですが、ギリシャ語で「あらゆる場所に存在する」を意味し、牛乳以外にもさまざまな食品に含まれています。さまざまな食品に含まれていることから、欠乏することはほとんどないといわれているのですが、コーヒーなどのカフェインを含む飲み物やアルコールを大量摂取する人は、普通よりも多くのパントテン酸を消費しています。パントテン酸は、副甲状腺ホルモンの合成に関与してストレスへの抵抗力をつけるともいわれており、熱に分解されやすい性質もあるので、熱を通さず簡単に摂取できる牛乳を飲むことが一番手軽です!
「ビタミンB1」は、牛乳以外にも穀類や野菜、魚、肉類に多く含まれています。ビタミンB1が不足すると、疲れやすく、食欲が減退したりします。ビタミンB群は体内で関連しながら働いているのです。
「ビタミンB12」は、緑黄色野菜に多く含まれる葉酸と協力して赤血球の生成に関わります。B12が不足すると赤血球の生産異常などを起こすことにつながり、体内のエネルギー生産が十分にできなくなる原因となります。また、末梢神経の修復や中枢神経の脳に関係し、記憶力や精神のバランスにも関与すると考えられています。
このように、心身の健康バランス・免疫力を維持し、健やかな毎日を過ごすためにも、毎日コップ1杯の牛乳を飲んでみませんか?
秋が深まり、陽が沈むのも早くなってきましたね。
「11月11日はポッキー&プリッツの日」「11月22日はいい夫婦の日」「11月29日はいい肉の日」などさまざまな記念日が目白押しの今月は、我がJAにも記念日があり、ちょうど今日が「農協記念日」なのです!
農協は1947年(昭和22年)11月19日に農業協同組合法が公布され、今年で74年を迎えました。農協法は戦後、農業者の協同組織の発展を通じて「農業生産力の向上」と「農業者の地位向上」を図り、国民経済の向上に寄与することを目的として制定され、今日に至ります。
この農協のロゴマークは、平成3年に更新されました。かつてのロゴマークは稲穂のデザインでしたが、農家だけではなく皆さんと一緒に地域のくらしづくりをしていこうと一新。親しみやすい呼び名とマークになりました。
先人たちが築いた「協同」の理念は、時代が流れ、変化の激しい今日にも受け継がれています。新型コロナウイルス感染症の影響で需要が減少している農畜産物も多く、今もなお農業や組合員の生活に大きな影響を与えております。このような困難な時代こそ「協同」の精神に立ち返り共に乗り越えていきましょう!
訓子府町では小豆の収穫が終盤を迎えています。
今年は他の作物と同様に、干ばつによる生育停滞や成熟期の降雨による完熟の遅れがありましたが、生産者の皆さんの努力の甲斐もあって、無事に収穫を迎えることができました。待ちに待った収穫作業も、始まればあっという間に終わってしまいます。そんな機械収穫の様子を動画でご覧ください。
【マメ知識】
「小豆」の漢字の正しい読み方は?「しょうず」と「あずき」どちらが正解?
皆さんは「小豆」という漢字を何と読みますか?一般的には「あずき」と読む人が多いと思いますが、農家や和菓子業界では「しょうず」と読まれることが多いようです。
「あずき」の語源としては、赤色の「あ」と「つき」「ずき」は「溶ける」の意味があることから、
・煮ると赤く崩れやすいことを指して「あずき」となった説
・米に赤色をつけることから「あかつき」と呼ばれ、転じて「あずき」と呼ばれるようになった説
・伝来したとき、呼び名で「赤粒木」と書いて「あかつぶき」がつまって「あずき」となった説
など、さまざまな由来が示唆されています。
一方そのまま読む「しょうず」で有名なのは北海道の「エリモショウズ」があります。小豆の国内シェア9割を誇る北海道の三大品種の一つであり、寒さに強く、良質・多収であることから北海道の優良品種に指定されています。和菓子業界からの評価も高く、北海道小豆のブランドとして重宝されています。
話を戻しますと、結局のところ、「あずき」と「しょうず」のどちらが正しい読み方なのか分かりません。ですが、たまにはまったり甘い和菓子とお茶をいただきながら、ふとこんなことに思いをはせるのも良いものです。そんな時にはぜひ! きたみらい産の「小豆」をご堪能ください!
皆さんは、馬の色や模様に名前がついていることを知っていますか? 人間と同様、全く同じ色や特徴を持つ馬はおらず、それぞれどこかが違うはずです。今回は、その馬の特徴を皆さんにお伝えすべく、訓子府町の岩渕牧場に足を運びました!
この2頭の馬は全く違う毛色と、全く違う模様をしています。おでこに白い模様が入っている馬もいれば、右の写真のように入っていない馬もいます。
イラストはウィキペディア(Wikipedia)より引用
おでこの白い模様を「星」と呼び、それが小さければ「小星」、大きければ「大星」、おでこより下に模様が流れていたら「流星」などの呼び方があります。これを馬の顔のマーキングと呼びます。星という文字が入るとさらに愛くるしさが増しますね・・☆
このように模様などの特徴に呼び名を付けるために「馬の登録」を行います。この作業は仔馬の段階で行います。登録作業の様子です。馬事協会の方々が真剣な眼差しで仔馬のスケッチを取っています。足は何色か、特徴的なところはどこかなど、仔馬の周りをぐるぐる回ります。
この親子のようにお母さん馬と毛の色や模様が違う仔馬もいます。
岩渕牧場にはたくさんの馬がいますが、一頭一頭に個性があると改めて知ることができ、そしてどの色も模様も素敵でした♪
今回は馬の模様についてご紹介しましたが、魅力は伝わったでしょうか。皆さんも馬を見掛ける機会があればぜひチェックしてみてください!
突然ですが皆さんに質問です。オホーツクと聞いて思い浮かべることは何ですか?
「流氷」と答えた方・・・大正解です。他に「世界自然遺産 知床」や「女子カーリングチーム ロコ・ソラーレ北見」も有名ですね。しかし今回皆さんにぜひ知ってほしいことは、「オホーツクは、土も凍る!」ということです。
これは現在3月の畑で20cmほど掘った土の中の写真です。土の中に氷があることが分かりますか。この現象は「土壌凍結」と呼ばれ、厳冬期に気温マイナス20度以下になる当地域では、海面が流氷で覆われるオホーツク海もさることながら、畑の土までもカチンコチンに凍るのです。
最近ではこのような光景も見られます。
雪には断熱効果があり、厚く積もるほど空気の冷たさから畑を守る、いわゆる掛け布団効果が高くなります。JAきたみらいが位置するオホーツクの北東部(北見市・訓子府町・置戸町)は北海道の中では比較的積雪の少ない地域ではあったのですが、近年は気候変動の影響か、積雪の多い年が増えているため、あえて雪を踏むことで雪を圧縮して薄くし、土を凍らせる栽培技術「雪踏み」が普及しています。
ここでようやくタイトル回収となりますが、土を凍らせると翌年の畑の土が「ふかふか」になります。土の中で水分が凍って体積が膨らみ、土の塊が細かく砕かれ、雪どけ後は土の中に空気や水分を含む空間が増えるためです。
おいしい野菜作りは土作りからと言いますが、ここでは極寒の冬が「自然の力」で畑を耕してくれているのです。当地域でもこの頃はだんだん暖かくなり、雪どけが進んでいますが、土の中ではまだ凍結が残っています。畑の下の凍結がとけ、土が乾いてくる4月中旬ごろが畑仕事のスタートです!
「雪踏み」に関する記事
▼ 意外と知らない!? 農家の冬作業「雪踏み」をご紹介します