甘い和菓子にはかかせない「小豆」の機械収穫の様子を動画でお届けします

訓子府町では小豆の収穫が終盤を迎えています。

今年は他の作物と同様に、干ばつによる生育停滞や成熟期の降雨による完熟の遅れがありましたが、生産者の皆さんの努力の甲斐もあって、無事に収穫を迎えることができました。待ちに待った収穫作業も、始まればあっという間に終わってしまいます。そんな機械収穫の様子を動画でご覧ください。

 

 

【マメ知識】
「小豆」の漢字の正しい読み方は?「しょうず」と「あずき」どちらが正解?

皆さんは「小豆」という漢字を何と読みますか?一般的には「あずき」と読む人が多いと思いますが、農家や和菓子業界では「しょうず」と読まれることが多いようです。

「あずき」の語源としては、赤色の「あ」と「つき」「ずき」は「溶ける」の意味があることから、

・煮ると赤く崩れやすいことを指して「あずき」となった説
・米に赤色をつけることから「あかつき」と呼ばれ、転じて「あずき」と呼ばれるようになった説
・伝来したとき、呼び名で「赤粒木」と書いて「あかつぶき」がつまって「あずき」となった説

など、さまざまな由来が示唆されています。

一方そのまま読む「しょうず」で有名なのは北海道の「エリモショウズ」があります。小豆の国内シェア9割を誇る北海道の三大品種の一つであり、寒さに強く、良質・多収であることから北海道の優良品種に指定されています。和菓子業界からの評価も高く、北海道小豆のブランドとして重宝されています。

 

話を戻しますと、結局のところ、「あずき」と「しょうず」のどちらが正しい読み方なのか分かりません。ですが、たまにはまったり甘い和菓子とお茶をいただきながら、ふとこんなことに思いをはせるのも良いものです。そんな時にはぜひ! きたみらい産の「小豆」をご堪能ください!

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