きたみらいのじゃがいも

POTATO

常に良質なじゃがいもを提供

⻑い⽇照時間と昼夜の寒暖差が⼤きいJAきたみらい地域特有の気象条件の中、皆さんに⻑く愛されている男爵やとうや、新品種スノーマーチなどを栽培しています。
JAきたみらいのじゃがいもは、地域内の選果場において、共同選果‧共同販売体制の中、⽣産者個々品質向上を⽬的として、専属の審査員によるサンプル抽出‧検査の実施、残留農薬の⾃主検査実施を⾏っています。
また、平成21年に主⼒の施設へ導⼊した「近⾚外線センサー」によって、内部障害(じゃがいも内部の空洞や腐れ)の確認を⾏い、常に良質な「じゃがいも」を提供できるよう努めております。

じゃがいもにも⾊々な種類があるんです。きたみらいで⽣産しているじゃがいもの種類をご紹介します。

じゃがいもといえば

男爵

黄色くなめらか

黄爵(とうや)

じゃがいもの新しい顔

スノーマーチ

こだわり栽培

環境にやさしい
じゃがいも

JAきたみらいのじゃがいも史

JAきたみらいの地域内では明治30年頃に屯⽥兵によって開拓が進められ、その頃から「じゃがいも」の栽培が⾏われています。当時は⼊植者の重要な⾷料であり、「五升芋(ごしょういも)」と呼ばれていました(今でも年配の⽅は「じゃがいも」を「五升芋」と呼んでいる⽅もいらっしゃいます)。その品種は明らかではありませんが、「⾚芋」や「⽩芋」と⾊々な変遷を経て、現在の「男爵」に定着したようです。
開拓使の⼊植以降は国際情勢の変動に伴い、燃料不⾜の対策として、無⽔アルコールの原料である、でんぷん加⼯⽤のじゃがいもが⽣産されていましたが、昭和45年に開かれた「⼤阪国際万国博覧会」を機に、⾷⽤のじゃがいもが増産されるようになり、でんぷん加⼯⽤のじゃがいもは減少する事となります。
出荷形態ですが、昭和30年代には各⽣産者が、個別に選別を⾏い、俵詰めで出荷する形態(個選)が続きましたが、昭和40年代の前半には農協施設の建設に伴い、施設へ集約して選果を⾏う形態(共選)が始まり、輸送⽅法も昭和50年代前半には⼤型のスチールコンテナを利⽤するようになりました。このような変遷を経て現在の形態へとなりました。
JA合併後(平成15年以降)は、地域内の選果場において、共同選果‧共同販売体制の中、⽣産者個々品質向上を⽬的として、専属の審査員によるサンプル抽出‧検査の実施、残留農薬の⾃主検査実施を⾏っています。
また、平成21年に主⼒施設へ導⼊した「近⾚外線センサー」によって、内部障害(じゃがいも内部の空洞や腐れ)の確認を⾏い、常に良質な「じゃがいも」を提供できるよう努めております。

じゃがいもができるまで

3⽉下旬、たね芋の萌芽を促進し、⽣育を均⼀にするため、20〜30⽇程度⽇光に当てて太く短い芽を育てます。

春の気候で畑が⼗分乾燥したら、たね芋を⾃動的に切断しながら植付けるカッティングプランターという機械を使い、たね芋を植えつけます。

萌芽の前後に⾏う中耕により除草を⾏い、芋の周りの⼟の温度‧⽔分を⼀定に保ち、肥⼤した芋の⽇焼けを防ぐ為、培⼟機という機械を使って、25cm位の⾼さで⼟寄せします。⽇焼けした芋は緑⾊になって⾷べれなくなってしまうため、注意が必要です。(萌芽前に培⼟をすることで中耕を省略する⽅法もあります)

5⽉下旬頃、植えつけられたたね芋から芽が伸び、新しい葉が成⻑をはじめ、6⽉中旬頃になると花の蕾が付き始めます。

6⽉下旬頃になると、じゃがいもの花が⼀⾯に咲きます。花の⾊は⽩⾊‧薄紫⾊‧⾚⾊など、品種によって様々な⾊の花が咲 きます。

7⽉中旬頃、花も咲き終わり、葉‧茎が⻩⾊に変⾊し始めます。リーフチョッパーという機械を使って、茎と葉を刈り取ります。これにより、天候により茎葉枯凋が遅れることなく、計画的な出荷が可能となります。

8⽉上旬頃、地中の芋へ養分を送り、地上の部分はすっかりと枯れてしまいます。茎葉処理後、⽪がむけないことを確認し、ポテトハーベスターという機械を使って、天候の良い⽇に収穫します。

芋に傷‧打撲を防ぐ為、丁寧に⼤型コンテナに⼊れます。⼤型コンテナに⼊れた後、JAの貯蔵庫へ輸送し、保管されます。

JAの選果場にて、腐れ等を除去し、⼤きさの規格ごとにダンボール箱に詰めて出荷します。

美味しく⾷べるには

北海道のじゃがいもの旬は、一般的には収穫が始まってからの3カ月間(9~11月頃まで)と、言われていますが、貯蔵庫でたっぷり眠り、でんぷんが糖化する事で甘さの増した2~4月頃のじゃがいもはが本当の旬なのかもしれません。
自宅では、光(蛍光灯も含む)に当てずに暗い場所で、出来るだけ新陳代謝を抑えるために低温(3~5℃程度)で、適度な湿度のある場所で保存しましょう。生のまま0℃以下にしてしまうと、でんぷん質が破壊され、味が落ちてしまうため、凍結させてしまわないよう注意しましょう。
ゆでるとき・蒸すときは可能であれば、皮付きのまま調理し、後で皮を剥く方が水っぽくならず、ホクホクとして ビタミンC の損失も少なくなります。
丸ごと焼くときは、十文字に切込みを入れるか、穴を開けてから焼くと程度な水分が出てホクホクに焼きあがります。弱火から中火へと徐々に加熱し、途中で向きを変えたりしながらムラなく焼くのがコツです。

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