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きたみらい通信

2021年9月24日 [きたみらいの今]

JAきたみらい 馬鈴しょ(じゃがいも)選果場のオンライン見学ツアーにようこそ!

本日は、北見市端野町にあるJAきたみらいの馬鈴しょ(じゃがいも)選果場の中をご紹介します! 新型コロナウイルス感染症の影響を受けて現在は見学の受け付けを中止していますが、この記事と動画をご覧になって、集出荷施設を見学する気分をぜひ味わってください。

 

1. 保管庫
農家さんの畑でとれたじゃがいもはまず初めに保管庫に運ばれてきます。じゃがいもは太陽の光に当たると緑色になってしまうので、玉ねぎなどの倉庫よりも暗い倉庫に保管しています。コンテナ(大コン)1基に約10,000個が入っており、最盛期には積み上げられた大コンで倉庫がいっぱいになります。

 

2. ダンパー → 一次手選
ダンパーという機械でコンテナが傾けられ選果ラインへ入っていきます。土がついた状態のじゃがいもを人の手で、形が悪いものやキズが付いたもの、傷んだものがないか確認し取り除きます。

 

3. 土落機
じゃがいもは皮がむけやすいので、エアブラシで土を落としていきます。その後穴の開いた黒いベルトを通り、小さいものを選別します。

 

4. 形状選別機 → 空洞検査機
カメラ(黒の機械)で大きさを判別し、センサー(白の機械)で空洞がないか調べます。空洞があるものは取り除かれ、でんぷんの原料となります。

 

 

5. PKコンベヤー → 二次手選
空洞がないものは、大きさに合ったコンベヤーに落ち流れていきます。小さいものから順に落ちていきます。最終確認として、人の手で大きさが違うものや変形したものがないかチェックします。

 

6. 段ボール用自動秤量機
同じ大きさの馬鈴しょが、自動で10㎏段ボールに箱詰めされていきます。その後人の手でふたが閉まるように手直しをし、再び機械によってのり付けされます。

 

 

 

 

7. ロボットパレタイザー
ロボットが同じ種類のダンボールをパレットに積み上げます。

 

 

その後、貨物列車やトラック、貨物船で市場に向かいます!

選果場に運ばれてから出荷されるまでの一連の流れは、いかがでしたでしょうか? 滅多に見る機会のない内部の見学をオンラインでも楽しんでいただけたのでしたらうれしいです!

「馬鈴しょ選果場・玉ねぎ集出荷施設」を写真とイラストで紹介したリーフレットは、こちらをご覧ください。また、玉ねぎ集出荷施設については『国内最大規模! JAきたみらいの玉ねぎ集出荷施設内を3分で見学しましょう』でご紹介していますので、こちらも併せてご覧ください!

2021年9月21日 [きたみらいの今]

2年目の秋を迎えた外国人技能実習生たちは、青シソ収穫作業などに奮闘しています!

夏の暑さが和らぎ、秋の匂いを感じられるようになった9月上旬から、青シソの収穫や島立て、はさ掛け(乾燥)作業が始まりました。来北して2回目の秋を迎えた外国人技能実習生も作業に奮闘しています。

きたみらい地域の青シソ栽培は、5月上旬の種まきから始まります。夏にかけて除草作業等の管理作業をした後、9月から収穫・はさ掛け、10月下旬から蒸留作業(シソ油採取)、11月上旬からシソ油ろ過作業を行います。そして道外の香料会社に出荷され、主に食品香料や化粧品などに使われています。

▼収穫の様子
収穫の様子1 収穫の様子2

▼島立ての様子
島立ての様子

収穫した青シソを束にして、逆さに立てて乾燥させます。

▼はさ掛けの様子
はさ掛けの様子1 はさ掛けの様子2

木で組んだ “はさ” に島立てして、乾燥させた青シソを掛けていきます。

きたみらい地域では11戸が約18ヘクタールを栽培している青シソ。手作業が多く労力を必要としますが、高収益作物としても期待されています!

2021年9月17日 [きたみらいの今]

災害への備え、大丈夫ですか? ~人と牛を比較して考えてみよう~

今年は本州で天候による災害が多発しています。北海道では3年前に胆振東部地震が発生し、きたみらい地域でも停電が発生したことで、非常に大変な思いをした方もいらっしゃいました。そこで今回は、災害時に必要となるものについて考えてみましょう。防災の日は過ぎましたが、災害はいつ起きるか分かりません。備えあれば憂いなしです!

防災イメージ

一口に災害といっても、地震や風水害などの自然災害から人為的災害、そしてそれに伴うライフラインの供給停止による被害など種類はさまざまですが、どんな災害においても命を守るため、無くてはならないものがあります。それは「生活水と食料」です。災害時に私たち人間の体を維持するためには、最低3日分の生活水や食料が必要であるといわれています。1人分を備蓄するとなると、水は9リットル、食料は9食分という計算になります。さて、牛の場合はどうなるでしょうか?

牛

牛は、1日約80~120リットルの水が必要であり、高泌乳牛(乳をたくさん出す牛)になると約200リットルほどの水を飲むといわれています! この水は、生乳や排せつ物として体外へ出ていきますが、牛は体の20%の水分が失われると死んでしまうため、常に水が必要です。

 

次は、電気の必要性について考えてみましょう。3年前の地震ではブラックアウトが発生し電力供給が一時ストップしましたが、この教訓から私たちが備えておくべきものには何があるでしょうか? 懐中電灯、ロウソク、ソーラーチャージャーに小型発電機・・。スマホ社会の現代では、SOSの発信をしたり最新の情報を得たりするためにも、電池式の携帯充電器などは備えておきたいものですね。

一方、牛ではどうでしょうか? 牛乳を搾るためにはさまざま機器を使用しており、普段からたくさんの電力を使用しています。もし搾乳をしない日が続いたら、牛は乳房炎という病気を発症し最悪死んでしまうこともあります。さらに絞った生乳を冷やしたり、水を引っ張るためのポンプを稼働したりするにも電力も必要なため、大きな発電機が必要です。

電気機器

きたみらい地域ではもう一度あの日を思い出し、今出来る備えを考えていただくため、酪農家の方たちに注意喚起の資料を配布しました。非常時における発電機の設置方法や稼働手順などを再確認できるものです。

災害に備える資料 置戸町防災ガイドファイル表紙

(左:JAきたみらい畜産部にて酪農家へ配布した資料、右:置戸役場HP防災ガイドファイルより)

 

皆さんも自分や家族の命を守るため、備蓄品を再確認したり市町村の災害マニュアル等を読み直したりして、もしもに備えておいてくださいね。

2021年9月14日 [きたみらいの今]

秋の農家実習で、JAきたみらい畜産部の新人職員2名が酪農家の仕事を学びました!

8月30日から一週間、新人職員の農家実習がありました。農家実習は農家の仕事の大変さや、楽しさ、難しさ、やりがいを学び、職員の立場で仕事に活かす力をつけるために年に2回、当組合理事の牧場・農場で実習を行う行事のひとつです。

畜産部には2名の新人職員がおり、温根湯・置戸のそれぞれで酪農家の仕事に没頭しました! 2人はどんな一週間を過ごしたのでしょうか? 皆さんもぜひご覧ください。

 

【置戸】
福島職員は置戸の理事宅で搾乳・毛刈りなどを教えていただきました! 2回目の実習ということもあり、搾乳は慣れた手つきで一頭ずつ丁寧に搾っていきます。

置戸実習の様子1

牛の毛刈りでは牛に怪我をさせないようにと一生懸命取り組んでいました。牛の毛刈りには、汚れをつきにくくし、暑さを軽減するメリットがあります。また、市場に出す際に毛を刈っておくと牛の体が見やすくなることから推奨されており、日々の飼養管理に加え重要な仕事のひとつです。

置戸実習の様子2 置戸実習の様子3

福島職員にとって初めての毛刈りでしたが、理事から手厚く教えていただき、終始緊張した表情で取り組んでいました!

 

【温根湯】
國田職員は温根湯の理事宅で搾乳・哺乳の仕事を教えていただきました! 子牛にとって一番重要である哺乳は、人間が母代わりとなります。ミルクの飲みっぷりなどで子牛が体調を崩していないかをチェックする重要な仕事です。

温根湯実習の様子1 温根湯実習の様子2

理事に教わりながら一生懸命にミルクやりをする國田職員の真剣な眼差しは母牛さながらでした!

温根湯実習の様子3

この一週間で学べることは酪農のほんの一部ですが、酪農家の仕事の流れや生活リズムを学ぶことで今後の仕事に活かす第一歩となります。「酪農家のために尽くす!」そんな職員になれるよう頑張っていきます!

2021年9月6日 [きたみらいの今]

種子用馬鈴薯の収穫作業が本格化しています!

8月下旬から、種子用馬鈴薯(じゃがいも)の収穫作業が本格化してきました。今年は7月の猛烈な暑さと干ばつの影響により、一部で枯れたり、生育が停滞したりして大変心配されましたが、8月10日の大雨で息を吹き返し、実りの秋を迎えることができました。

種子用馬鈴薯の収穫風景

8月31日、北見市留辺蘂町の村上孝幸さんの畑でも種子用馬鈴薯の収穫作業が始まりました。品種はポテトチップスの原料のオホーツクチップ。丸々としたじゃがいもが次々と収穫されていました。例年ならもう少し早く収穫が始まりますが、生育状況の確認で坪堀りをしたところ、小玉が多く、もう少しじゃがいもを大きくするため、茎葉枯凋剤の散布を遅らせたようです。

種子用馬鈴薯

きたみらい地域の種子馬鈴薯の作付面積は331ヘクタール、約11,000トンの生産を見込んでいます。天気も大きく崩れるような予報はなく、収穫作業は順調に進みそうです。

2021年8月30日 [きたみらいの今]

収穫された小麦が乾燥工場へ運ばれてからの様子をご紹介します

今回は、先月の記事『短期決戦! 秋まき小麦「きたほなみ」収穫の様子をご紹介します』の続編として、収穫された小麦がどこに向かうのかご紹介します。

小麦収穫の様子

コンバインによって収穫された小麦は、トラックに積まれて乾燥工場に運ばれます。

トラックスケール

トラックはまず、トラックスケールに入り小麦の重量を測定します。この倉庫の下は重量計になっており、トラックが入ると重量が測定できるのです。

水分量測定

小麦の重量を測定する際、サンプルとして一部を吸い上げ水分量も測定します。水分を測定したサンプルは、担当者が品質に問題ないか目視による確認を行います。

乾燥工場へ

重量と水分が確定すると乾燥工場内に運ばれます。小麦は同じ品種でも収穫時の水分がバラバラなため、水分ごとに適切な乾燥を施し、一定の水分に仕上げなければなりません。

乾燥工場
農産物検査

小麦の乾燥が終わると、次はふるい等を使って、小麦の粒の重さや大きさ、品質を一定にする「調製」という作業が行われます。その後、資格を持った検査員による厳正な農産物検査により、小麦のランク付けが行われ、等級が決まった小麦は、ようやく全ての工程を終えてサイロで保管されます。

皆さんが普段、スーパーで買っている「小麦粉」になるまでにはもう少し時間が掛かります。工場で乾燥させた小麦を製粉工場に送り、小麦をきめ細かく挽いた後にお店に並びます。私たちが普段何気なく食べているパンやうどんの原料はこのようにして作られているのです。

うどん

JAきたみらいでは、きたほなみを使ったオリジナル加工商品「麦香旨 麦まるごとうどん」を販売しております。お求めは、北見市内のきたみらい地域内エーコープ、イトーヨーカドー北見店、コミュニティプラザパラボ/まちきた大通ビル地下1階、東武イーストモール端野店、オンラインショップにて!

2021年8月17日 [きたみらいの今]

麦畑にぽつぽつ並ぶ「麦稈(ばっかん)」の収穫作業を見に行こう!

北海道の風景といえば、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。広大な畑に麦稈(ばっかん)がぽつぽつ並んでいる、そんな風景が思い浮かびませんか?

麦稈が並ぶ風景1
麦稈が並ぶ風景2

8月上旬の猛暑日が続いている最中、酪農家は大粒の汗をかきながら麦稈収穫に奮闘しました。畑で丸められた麦稈は牛舎でほぐされフカフカの「牛のベッド」に変化します。

牛のベッドになった麦稈は、牛の乳房に一番近い存在になります。麦稈を敷いてあることで乳房に細菌が入らないよう守ることができ、フカフカにすることで足が痛くなるのを防ぎます。私たち人間も硬い床に座り続けると足が痛くなりますよね。麦稈の品質は牛の健康を保つ大事な条件のひとつなのです。そこで今回は、牛にとってとても大切な麦稈がどのように丸められているのかを皆さんにお見せします。

ロールベーラー付きトラクター

刈り取られた麦畑の上をトラクターで走ります。トラクターの後ろについている機械は「ロールベーラー」といい、麦を丸める機械です。下から麦を集めて中で丸め、外に排出する役目があります。トラクターの前についている棒のようなものは、先端が細くなっており、ダンプに積み込みをする際に麦稈に刺して使用します。

ロールベーラーから麦稈が出てくる様子を動画にしましたのでぜひご覧ください。

麦稈収穫作業に興味を持っていただけたでしょうか。今年は麦稈の収穫量が多く、高品質なものが出来ました。

酪農家の仕事は牛乳を搾るだけではありません。このように麦稈やエサの収穫時期になると、牛舎で待つ牛のために一斉にトラクターを走らせます。食卓に乳製品が並んだ際は、ぜひ思い出していただけたらなと思います。

2021年8月10日 [きたみらいの今]

収穫期到来! 玉ねぎを収穫する様子を詳しくご紹介します

8月に入り、きたみらい地域の玉ねぎは収穫の時期を迎えました。写真のように圃場に並ぶ玉ねぎの外皮が徐々に変色し、店頭にある商品と同じ色味になってきたら収穫開始です!

玉ねぎ

この機械で玉ねぎを圃場から拾い上げていきます。

収穫の様子1

機械の上の様子です。

収穫の様子2

玉ねぎが拾い上げられ、上で選別を行い、最後に写真のように後ろにあるコンテナに集まっていきます。拾い上げられた玉ねぎはまだ葉がついた状態です。

収穫の様子3

次に葉を切っていきます。

収穫の様子4
収穫の様子5

機械に葉付きの玉ねぎを入れていきます。

収穫の様子6

運ばれてきた玉ねぎは機械で葉を切って上がっていきます。

収穫の様子7
収穫の様子8

切られた葉は機械の外に出ていきます。

収穫の様子9

上に来た玉ねぎは葉が切り切れていないものもあるので、人の手で切っていきます。

収穫の様子10

きれいに切られた玉ねぎは機械の側面に流れていき、またコンテナに入ります。

収穫の様子11

このコンテナを集めて収穫が完了し倉庫に向かいます。

収穫の様子12

このように一生懸命丹精を込めて作っていますので、ぜひおいしい玉ねぎを食べてくださいね!

2021年8月3日 [きたみらいの今]

短期決戦! 秋まき小麦「きたほなみ」収穫の様子をご紹介します

皆さんは、日々食べているパンやうどん、パスタなどに使われている小麦がどのように収穫されているか知っていますか? 7月下旬、きたみらい地域では小麦の収穫時期を迎えました。

小麦収穫の様子

日照時間が長いきたみらい地域は、雨に弱い性質を持つ小麦の生育に適しており、非常に良質な小麦が育ちます。7月下旬から8月上旬に収穫する秋まき小麦は「きたほなみ」という品種で、前年の秋に種をまき、越冬させ、この時期の短期間(5~7日前後)であっという間に刈り取られます。小麦の収穫は天候との勝負でもあるのです。

巨大なコンバインが広大な小麦畑を駆け巡る姿は、圧巻のスケール! 最近の農業機器は、年々パワーアップしており一回で収穫できる量や燃費も向上しています。

小麦収穫の様子2

収穫した小麦はこのあと乾燥工場へと運び、JA職員、生産者による検査を行います。

次回は「小麦の受け入れ」をご紹介しますので、どうぞお楽しみに!

秋まき小麦
2021年7月15日 [きたみらいの今]

本年産の玉ねぎの根切り作業が7月上旬から始まっています!

JAきたみらい地域では、7月上旬頃より玉ねぎ黄玉ねぎ」の極早生品種の根切り作業が開始されています。

根切りとは、玉ねぎの成長を止めるために地中に伸びる玉ねぎの根を機械の刃で切断する作業のこと。玉ねぎ球の肥大による変形の防止や、裂皮・皮ムケの防止、鬼皮の着色促進など、品質向上を目的に行われます。オニオンピッカーやハーベスター等の収穫機械で玉ねぎをスチールコンテナへ入れる前に行う作業でもあります。

根切り作業の様子1 根切り作業の様子2

根切り作業の様子

 

根切り作業後、枯葉した玉ねぎはおおむね7月下旬頃から収穫し、選果場で選別をして随時全国各地へ出荷する予定となっています。

今年は生産者一丸となってさらなる品質向上に取り組んでおり、連日圃場観察を行い、根切りのタイミングなど熟考してきました。生産者の皆さんが手塩にかけた、きたみらい産の玉ねぎに今年もどうぞご期待ください!