篠原牧場の牛が「最優秀賞」に輝きました!

令和4年北海道枝肉共励会交雑牛の部にて、置戸地区の篠原正博さんより出品した牛がA5ランクで最優秀賞を受賞されました!枝肉共励会とは、肉の重量や脂のさしの入り方など沢山の審査基準を基に審査が行われます。

篠原正博さん

交雑牛

篠原さんは肉牛一貫肥育を経営しており、「交雑牛」という牛を育てています。「交雑牛」はホルスタインに黒毛和牛を交配して生まれてきた牛で、篠原さんは子牛の段階からお肉として出荷するまで肥育します。

日々の飼養管理は父の正美さんと行っており、正美さんも平成29年の枝肉共励会にて最優秀賞を受賞した実績があり、親子2代での受賞となりました。

【正博さんにインタビュー】

Q:出品牛を選ぶときはどのような点を重視して決めましたか?

A:種雄牛の選定と、月齢を重要視しました。24カ月で出荷することもありますが、26カ月以上の月齢の牛はさしが入りやすく、重量も大きくなります。最終的に決めるときは牛そのものを見て肩回りや足の太さなど大きい牛を選びました。

出品牛

出品牛のアップ

Q:出品牛はどの段階で決めたのですか?

A:今回は26カ月齢の群から決めましたが、子牛の段階から成長スピードが早い牛は候補として目を付けていることもあります。

Q:出品牛を決めるときはどのような気持ちでしたか?

A:今回出品した牛は見た目も良く、かなり期待はしていました。

Q:日々の飼養管理で心掛けていることはなんですか?

A:先ほどお話した「成長スピード」を重視しています。成長スピードというのは、一度でも風邪をひいてしまうと遅くなりますが、風邪をひかずエサを沢山食べることが出来ればどんどん成長します。なので、風邪をひきやすい2~7カ月齢の牛の体調管理にはとにかく気を付けています。子牛は温度変化に弱いので、その日の気温によってドアの開け閉めなどを行っています。

子牛

Q:今回の受賞を受けたときはどのような気持ちでしたか?

A:まさか!という気持ちでした。もちろん期待はしていましたが、最優秀賞には驚きました。

Q:これからの目標を教えてください!

A:肉の重量を増やせるように努力したいと思っています。オスメス関係なく平均550kgを目指します!

そして、これからも成績を落とさず賞をとれるような牛づくりに励みます!

篠原正博さん②

正博さんは牛の肥育に加え、ビートやスイートコーンなどの畑作物も作っています。繁忙期は忙しく大変なこともありますが、これからもいい牛づくりに励んでいただきたいと思います!

上部へスクロール