地元の職人(シェフ)に聞いた! 冬は熱々のベシャメルソースでおいしく牛乳消費を

11月に入りだんだんと冬の気配が濃くなってきた今日この頃。温かい料理が恋しい季節ですね。

今回は冬にピッタリなミルク料理、ホワイトシチューやグラタンには欠かせない “ベシャメルソース” について、北見市北進町のレストラン「カジュアルレストラン マルシェ」オーナーシェフの沢崎さまにお話しを聞くことができました。

お店のPR

「当店のコンセプトは地域密着型のレストランです。週に何回でも通っていただけるようなメニューの豊富さと、気軽に来店していただけるお店の雰囲気を大切にしております。食材は地元産のものにこだわり、特に野菜は地元の農家さんから仕入れています。

当店の人気メニューはステーキ、ハンバーグ、クリームコロッケで、この3品を一度に楽しめるマルシェ弁当をテイクアウトメニューとして新たにご提供中です。グラタンやクリームコロッケにはきたみらい牛乳を使用しておりますので、ぜひ一度ご賞味ください!」

フライカレー ホタテグラタン

クリームコロッケとエビフライがのった「フライカレー」(左)と「ホタテグラタン」(右)

失敗しないベシャメルソースの5つのポイント

  1. バター、小麦粉の分量をしっかり守る
  2. ゆっくり時間をかけてバターを溶かす
  3. ベシャメルソースをよく練るとソースが焦げて失敗につながってしまうので、焦げない程度に練る
  4. 小麦粉がダマにならないようにする一工夫として、牛乳を人肌程度に温めて少しずつ加えていく
  5. ベシャメルソースの粉臭さを取るコツは擦った玉ねぎ、細かく刻んだ玉ねぎを入れること

※今回、レシピ(分量)の記載はありません。料理本やレシピサイトを見ながら作る際のポイントをお伺いしています。

☆市販のホワイトシチューのルウについて
「市販のルウを使う際は、チキンコンソメと玉ねぎを加えることでコクと深みが加わり、よりおいしいホワイトシチューができますよ♪」

生産者の方々へメッセージ

「自然や生き物が相手なので、ご苦労も多いかと思います。しかし、生産者の皆さまの努力によってたくさんの食材がこの地域で生産され、食糧自給率も非常に高くなっています。このように恵まれた環境に感謝し、一生懸命作られた産物を地元の方々に食べていただけるよう貢献していきたいです。」

沢崎オーナーシェフ

取材にご協力いただいた沢崎オーナーシェフ

全国的に生乳の生産量は前年以上に増加していますが、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として牛乳や乳製品の消費は落ち込んでいる状況です。その結果、さまざまな乳製品の在庫が過剰となり、この状態が続けばいずれ生乳は行き場をなくします。

今回ご紹介したベシャメルソースをはじめ、ホワイトシチューやグラタンはたくさんの乳製品を使う料理ですので、ぜひ今回ご紹介した5つのポイントを参考にしておうちで作ってみてください。また、毎日の食卓にも積極的に乳製品を取り入れ、消費拡大にご協力くださいますようお願いいたします!

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