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かぼちゃの定植作業の様子をご紹介します!

夏野菜としてだけではなく、その保存性の高さで秋から冬至まで大活躍する野菜といえば 、かぼちゃですね! きたみらい地域では、かぼちゃの定植が5月下旬ごろから始まっています。こちらが畑に植える前に、ビニールハウスで育てられたかぼちゃの苗です。

かぼちゃの苗

ビニールハウスの温度を30度以上に保つことで、種をまいて2週間ほどでここまでの苗に育ちます。初葉と呼ばれる大きな2枚葉の中心に生えている、ギザギザした葉の成長した姿は、皆さんも園芸店などでよく見掛けると思います。

大切に育てられた苗は、いよいよ畑へと植え付けられていきます。あらかじめ穴が開けられている箇所に、移植機で苗を落としていきます。

かぼちゃの植え付け作業

そして、この落とした苗を再度手でしっかりと植え直していきます。かぼちゃは収穫を含め、手作業で行う工程が多く、とても手間を掛けて作られているのです。

かぼちゃの植え付け作業2

JAきたみらい産のかぼちゃは「味平」「えびす」「虹ロマン」などさまざまな品種が育てられており、生食、加工用合わせて20戸の農家さんのもと967アールの面積で作付けされています。かぼちゃの本格的な収穫、出荷は例年9月頃から始まります。収穫の秋が待ち遠しいですね!

 

☆最後にちょっとしたマメ知識・かぼちゃの保存方法☆

かぼちゃの保存に最適な温度は10度~13度とされています。まるごと保存する場合、新聞紙に包み風通しのいい場所で保存すると、長期保存が可能です! この長期保存の過程で、かぼちゃのでんぷん質が糖質へと変わり甘味がアップしますよ。甘いかぼちゃが食べたい方はぜひ、買ってからすこし寝かせて食べてみてください!
※常温で長期保存可能なのは、まるごと保存した場合のみです