ドローンで見てみよう! 酪農家のエサ作り~デントコーン収穫から貯蔵まで

9月に始まったデントコーンの収穫作業が終盤を迎えました!

デントコーンとは、牛が食べるとうもろこしのこと。私たちはご飯やパンを主食としていますが、牛にとっての主食はデントコーンや牧草です。デントコーンは収穫する際に牛が食べやすいサイズに細断され、バンカーサイロなどの貯蔵庫に詰めて発酵させます。そしてこの貯蔵庫での発酵が進み、牛のエサになったものを「サイレージ」と呼びます。

今回はその一連の作業風景をドローンで撮影しました。収穫作業を上空から眺め、どのようにしてサイレージが出来るのかを知っていただけたらと思います。

撮影に協力してくださったのは置戸町にあるTMRセンターです。TMRセンターとは、いわゆる給食センターのような場所。ここから1~2日に1回それぞれの酪農家に配送し、牛の毎日の食を支えています。そんなTMRセンターですが、複数人の酪農家が集まって種まきから収穫・貯蔵・管理まで行っているため、収穫面積が大きく、使用する機械も大型。広大な畑でこうして連携の取れた収穫作業をする様子は圧巻ですね!

酪農家がこのように一生懸命作ったエサを牛たちが食べ、良い乳を出してくれているおかげで、私たちの食卓にはおいしい乳製品が並んでいます。現在は新型コロナウイルス感染症の影響で学校給食が停止したり、外出自粛となったりして乳製品の消費が落ち込み、全国各地で在庫が増加している状況にありますが、酪農家のためにも、牛のためにも、乳製品の消費拡大にご協力をよろしくお願いいたします。

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