訓子府神社の「新嘗祭(にいなめさい/新穀感謝祭)」にて豊作の秋をお祝いしました

毎年11月23日の「勤労感謝の日」には秋の稔りを神々に捧げる儀式、「新嘗祭(にいなめさい/新穀感謝祭)」が全国各所の神社で行われます。これは宮中祭祀のひとつで、毎年春に新嘗祭へ献上される稲の栽培地方を占いで決める「斎田点定の儀」や、天皇陛下自らが稲を栽培なさるご様子など、皆さんも新嘗祭にまつわる宮中行事のニュースをどこかで見聞きしたことがあるのではないでしょうか。

こちらは、先日訓子府町の訓子府神社にて行われた新穀感謝祭の様子です。

新穀感謝祭の様子1

今年は新天皇即位の年にあたり、即位されて最初の新嘗祭は「大嘗祭(だいじょうさい)」として特別盛大に行われます。大嘗祭は天皇一代に一度限りとされ、令和の大嘗祭は14日の夜から15日の未明にかけて行われました。この特別な年には全国の新嘗祭も大嘗祭の日程に合わせて行われることから、訓子府神社の新穀感謝祭も11月15日に開催されました。

新穀感謝祭の様子2

新穀感謝祭の様子3

新穀感謝祭の様子4

式典ではこの年だけの大嘗祭を祝う祝詞奏上(のりとそうじょう)が行われ、雅楽の生演奏があるなど例年以上に特別な式となりました。JAきたみらいからは小野南地域運営委員長らが出席し、献幣使(けんぺいし)として感謝祭詞の奏上や玉串奉奠(ほうてん)を行いました。

感謝祭に出席された訓子府町の菊池町長からは「就任して13年目になるが、毎年何かしらはあり、今年のように全ての作物が豊作なのは珍しい」、訓子府神社の向井宮司からは「生産者の皆さまにおかれては今年の豊作を喜ばれていることと思うが、今後も秋の稔りに感謝の気持ちを持って過ごしていただきたい」との話がありました。

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