ホームきたみらい通信 > マメ知識

きたみらい通信

2024年1月16日 [マメ知識]

小正月って知っていますか?

突然ですがみなさん、「小正月(こしょうがつ)」って知っていますか?

小正月とは日付でいうと1月15日、旧暦の1月の満月の日のことをいいます。
昔の日本人は満月を縁起が良くめでたいものであり、1年で1番最初に来る初春の満月の日を1年の始まりとし、「元日」としていたようです。
15日ということで、十五夜と呼ばれる日でもありますね。

そして時代は過ぎ、旧暦から新暦に移り変わる際に、今でいう正月のことを「大正月(おおしょうがつ)」、1月15日を「小正月」と呼ぶようになりました。

また、小正月は特別な日として、昔は男子の元服(成人の儀式)が行われており、その名残か2000年以降に変更されるまでは、1月15日は「成人の日」とされていました。

そんな小正月、どんど焼きや餅花飾りなど様々な行事があるのですが、中でも特徴的なのが「小豆粥を食べる」ということです。

では、なぜ小豆粥を食べるのか?

その理由は、小豆の朱色には邪気を祓う力があると言われており、1年の無病息災を願って食べられるからです。
実際、小豆は栄養素が豊富であることからも食べることが推奨されていたのかもしれませんね。

小豆粥

 

今年の小正月は昨日で終わってしまいましたが、ぜひ来年の小正月ではきたみらい産の小豆を使用した小豆粥を食べ、無病息災を願ってみてはいかがでしょうか。

2023年11月27日 [マメ知識]

美味しい鍋野菜の見分け方

日に日に寒さが増し、鍋料理が恋しい時期になってきましたね。

今回はそんな鍋料理で重宝する長ねぎと白菜を選ぶとき、ちょっと役立つ豆知識を画像でご紹介します!

みなさんのもとに届く野菜は、厳しいチェックをクリアしているのでどれも美味しいのですが、「より美味しい野菜を食べたい!」という方は是非チェックしてみてくださいね☆

美味しい長ねぎの見分け方

美味しい白菜の見分け方

2022年12月19日 [マメ知識]

【豆知識】冬至にかぼちゃを食べるのはなぜ?

今年も残りがわずかになってきましたね。

今週はクリスマス、来週は年越しなどイベントが多くありますが、今週もまた一つイベントがあります。

12月22日(木)の冬至です。

冬至とは、北半球において日の出から日の入りまでの時間がもっとも短い日のことです。逆に、最も夜が長い日でもあります。

そして冬至に食べるのが「かぼちゃ」です。

かぼちゃ

ではなぜ冬至にかぼちゃを食べるのでしょうか。
諸説ありますが、収穫を終え厳しい冬を乗り越えるために、栄養が豊富なかぼちゃを食べる!という意味が含まれていたそうです。
また、他にも魔除けや運気上昇のためなど多くの説が存在します。

食べ物や暖房器具が限られていた大昔では、食べ物に祈りを込めゲン担ぎをしていました。
このように先人達が大切にしてきた文化や風習にはきちんと意味があり、それを調べると面白いですね。
皆さんもぜひ12月22日にはかぼちゃを食べて健康維持、運気上昇を願いましょう!

2022年8月29日 [マメ知識]

【マメ知識】意外な使い道!? じゃがいもの皮を使った簡単お掃除術をご紹介します

皆さんは調理過程でむいたじゃがいもの皮を捨ててはいませんか? 実はじゃがいもの皮にはあまり知られていない使い道があるのです。

今回は、じゃがいもの皮を使った簡単お掃除術をご紹介します!

じゃがいも

《やり方》

  1. シンクやグラスなどきれいにしたいものを水で濡らす
  2. じゃがいもの皮(内側の白いところ)で汚れている部分をやさしく擦る
    傷がついてしまう恐れがあるので、皮の外側で擦らないように注意!
  3. ぬるぬるした感触があればOK
    水で洗い流して、布やキッチンペーパーで水気を拭き取ったら完了!

実際にじゃがいもの皮でお掃除した様子がこちらです。

シンクBeforeAfter
蛇口BeforeAfter
グラスBeforeAfter

まるで洗剤を使ったかのようにピカピカになりました! 今回写真はありませんが、汚れやすいお風呂の鏡も同様に磨くと水あかがとれ、くもり止め効果もあります。

これはじゃがいもに含まれるサポニンという成分が、石けんや洗剤のような効果を発揮するためです。天然の成分で身体や環境にやさしく、小さなお子様がいる家庭でも安心ですね。面倒な準備もないので、ぜひ試してみてください☆

2022年8月16日 [マメ知識]

【マメ知識】世界各国の食料生産量ランキングをクイズ形式で見てみよう!

世界の人口増加や輸出規制など、国際情勢による食糧問題が連日ニュースをにぎわせていますね。今回は主にJAきたみらい地域で栽培されている農畜産物を取り上げ、世界各国の生産量(2020年)をランキングクイズ形式にまとめてみました。

表の中の空欄①~⑤に当てはまる国が分かるでしょうか? 回答はページ下側にありますので、全問正解目指して考えながらゆっくりスクロールしてみてください!

国名
ランキング1、2
ランキング3、4
ランキング5、6
ランキング7、8

※千単位以下は四捨五入
※()内は上位10か国以外の国

小麦畑
正解2

皆さん、全問正解できたでしょうか? たくさんランクインしている国もあれば、意外と知られていない国もあって面白いですよね。

今年は国際情勢のあおりによる燃料資材価格の高騰や、集中豪雨などの悪天候も重なり、農業者にとっては厳しい年ですが、産地一丸となって、安心安全な農畜産物の安定供給に努めてまいりますので、お買い求めの際はJAきたみらい産のおいしい農畜産物をよろしくお願いします!

きたみらい産の農畜産物・加工商品は取り扱いのあるオンラインショップからもぜひお買い求めください。

【出典】
Food and Agriculture Organization of the United Nations(FAO)、国際連合食糧農業機関
FAOSTAT:Production(2022年8月ダウンロード)

2022年2月22日 [マメ知識]

【野菜のマメ知識】ほうれん草・白菜・かぼちゃの上手な保存方法についてご紹介します!

まだまだ厳しい寒さが残る2月。温かいシチューや鍋など、野菜をたくさんとれる料理を作る機会が多いと思います。そこで今回は、野菜の中でもほうれん草白菜かぼちゃを上手く使い切るための保存方法をご紹介します。以前、玉ねぎとじゃがいもの保存方法についてもご紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください!

ほうれん草

乾燥に弱いため、湿らせた新聞紙に包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫に保存します。この時、ポリ袋の口は完全にしめずに軽く閉じるようにしましょう。冷凍保存する場合は固めに茹でたものを小分けにし、ラップで包んだ後にフリーザーバッグに入れてから冷凍します。

ほうれん草 ほうれん草保存方法

白菜

まるごとの場合は、日光を避けた涼しい場所に、新聞紙で包み立てた状態で常温保存すると長持ちします。カットされた白菜は切り口から痛むので、生のまま小分けにカットするか、一度固めに茹でてから軽く搾り、ラップに包んでフリーザーバッグに入れて冷凍保存するようにしましょう。

白菜 白菜の保存方法

かぼちゃ

まるごとのかぼちゃは新聞紙に包み、風通しのいい場所で常温保存します。カットされたかぼちゃは、種とワタをすぐに取り除いてから冷蔵保存して下さい。また、冷凍保存する場合は使いたい大きさにカットしてラップに包み、フリーザーバッグに入れましょう。

かぼちゃ かぼちゃの保存方法

「ほかの野菜の保存方法も知りたい!」という方は、JAきたみらいのコミュニティー広報誌「ぐりんgreen」39号をご覧ください。ぐりんgreenは北見市・訓子府町・置戸町の地域住民の皆さんに向けて発行している広報紙ですが、当サイトにて誰でも自由に閲覧することが出来ます。ほかにも当JAの農業についてや野菜にまつわるタメになる情報がたくさん詰まった紙面が揃っていますので、下記リンクよりぜひご覧ください!

ぐりんgreen39号 発行:平成30年11月
ぐりんgreen各号一覧

2022年2月18日 [マメ知識]

毎日コップ1杯の牛乳を! 牛乳の栄養から心身の健康バランスと免疫を考えてみよう

皆さんは毎日牛乳を飲んでいますか?

小学生・中学生の頃は、給食の時間に牛乳が提供され、多くの人が飲用しています。でも高校生以降になると、人によってバラツキが出始め、成人してからは全く飲用しない人もいるのではないでしょうか。

成人後も20代に骨量のピークを迎えることから、本来は十分なカルシウムの摂取が必要です。また、成人してからは、ストレス過多、デスクワーク中心の仕事をしていると運動不足になりやすく、より一層心身のバランスが崩れることも増え、心身のバランスが崩れたことで免疫力低下に陥りやすくなります。

そんな時、コップ1杯の牛乳を飲むことで、牛乳に含まれるさまざまな栄養成分が、私たちの体を内側からサポートするように働きます。また、牛乳には免疫機能に関係する栄養成分が多く含まれており、中でも免疫機能を支える養分として、たんぱく質、カルシウム、ビタミンA・D・B1・B12、パントテン酸が多く含まれています。

きたみらい牛乳

ではここで、パントテン酸・ビタミンB1・B12について簡単にご紹介します!

「パントテン酸」はあまり聞き馴染みのない栄養ですが、ギリシャ語で「あらゆる場所に存在する」を意味し、牛乳以外にもさまざまな食品に含まれています。さまざまな食品に含まれていることから、欠乏することはほとんどないといわれているのですが、コーヒーなどのカフェインを含む飲み物やアルコールを大量摂取する人は、普通よりも多くのパントテン酸を消費しています。パントテン酸は、副甲状腺ホルモンの合成に関与してストレスへの抵抗力をつけるともいわれており、熱に分解されやすい性質もあるので、熱を通さず簡単に摂取できる牛乳を飲むことが一番手軽です!

「ビタミンB1」は、牛乳以外にも穀類や野菜、魚、肉類に多く含まれています。ビタミンB1が不足すると、疲れやすく、食欲が減退したりします。ビタミンB群は体内で関連しながら働いているのです。

疲れた人

「ビタミンB12」は、緑黄色野菜に多く含まれる葉酸と協力して赤血球の生成に関わります。B12が不足すると赤血球の生産異常などを起こすことにつながり、体内のエネルギー生産が十分にできなくなる原因となります。また、末梢神経の修復や中枢神経の脳に関係し、記憶力や精神のバランスにも関与すると考えられています。

元気

このように、心身の健康バランス・免疫力を維持し、健やかな毎日を過ごすためにも、毎日コップ1杯の牛乳を飲んでみませんか?

2021年11月19日 [マメ知識]

【マメ知識】今日は何の日?ー11月19日は、農協記念日!

秋が深まり、陽が沈むのも早くなってきましたね。

「11月11日はポッキー&プリッツの日」「11月22日はいい夫婦の日」「11月29日はいい肉の日」などさまざまな記念日が目白押しの今月は、我がJAにも記念日があり、ちょうど今日が「農協記念日」なのです!

農協は1947年(昭和22年)11月19日に農業協同組合法が公布され、今年で74年を迎えました。農協法は戦後、農業者の協同組織の発展を通じて「農業生産力の向上」と「農業者の地位向上」を図り、国民経済の向上に寄与することを目的として制定され、今日に至ります。

JAロゴマーク

この農協のロゴマークは、平成3年に更新されました。かつてのロゴマークは稲穂のデザインでしたが、農家だけではなく皆さんと一緒に地域のくらしづくりをしていこうと一新。親しみやすい呼び名とマークになりました。

先人たちが築いた「協同」の理念は、時代が流れ、変化の激しい今日にも受け継がれています。新型コロナウイルス感染症の影響で需要が減少している農畜産物も多く、今もなお農業や組合員の生活に大きな影響を与えております。このような困難な時代こそ「協同」の精神に立ち返り共に乗り越えていきましょう!

2021年11月5日 [きたみらいの今,マメ知識]

甘い和菓子にはかかせない「小豆」の機械収穫の様子を動画でお届けします

訓子府町では小豆の収穫が終盤を迎えています。

今年は他の作物と同様に、干ばつによる生育停滞や成熟期の降雨による完熟の遅れがありましたが、生産者の皆さんの努力の甲斐もあって、無事に収穫を迎えることができました。待ちに待った収穫作業も、始まればあっという間に終わってしまいます。そんな機械収穫の様子を動画でご覧ください。

 

 

【マメ知識】
「小豆」の漢字の正しい読み方は?「しょうず」と「あずき」どちらが正解?

皆さんは「小豆」という漢字を何と読みますか?一般的には「あずき」と読む人が多いと思いますが、農家や和菓子業界では「しょうず」と読まれることが多いようです。

「あずき」の語源としては、赤色の「あ」と「つき」「ずき」は「溶ける」の意味があることから、

・煮ると赤く崩れやすいことを指して「あずき」となった説
・米に赤色をつけることから「あかつき」と呼ばれ、転じて「あずき」と呼ばれるようになった説
・伝来したとき、呼び名で「赤粒木」と書いて「あかつぶき」がつまって「あずき」となった説

など、さまざまな由来が示唆されています。

一方そのまま読む「しょうず」で有名なのは北海道の「エリモショウズ」があります。小豆の国内シェア9割を誇る北海道の三大品種の一つであり、寒さに強く、良質・多収であることから北海道の優良品種に指定されています。和菓子業界からの評価も高く、北海道小豆のブランドとして重宝されています。

 

話を戻しますと、結局のところ、「あずき」と「しょうず」のどちらが正しい読み方なのか分かりません。ですが、たまにはまったり甘い和菓子とお茶をいただきながら、ふとこんなことに思いをはせるのも良いものです。そんな時にはぜひ! きたみらい産の「小豆」をご堪能ください!

2021年6月21日 [マメ知識]

【マメ知識】馬の特徴を登録! 馬の模様には名前があるって知っていますか?

皆さんは、馬の色や模様に名前がついていることを知っていますか? 人間と同様、全く同じ色や特徴を持つ馬はおらず、それぞれどこかが違うはずです。今回は、その馬の特徴を皆さんにお伝えすべく、訓子府町の岩渕牧場に足を運びました!

登録作業の様子1 ばん馬

この2頭の馬は全く違う毛色と、全く違う模様をしています。おでこに白い模様が入っている馬もいれば、右の写真のように入っていない馬もいます。

馬の模様 顔 馬の模様 脚

イラストはウィキペディア(Wikipedia)より引用

おでこの白い模様を「星」と呼び、それが小さければ「小星」、大きければ「大星」、おでこより下に模様が流れていたら「流星」などの呼び方があります。これを馬の顔のマーキングと呼びます。星という文字が入るとさらに愛くるしさが増しますね・・☆

このように模様などの特徴に呼び名を付けるために「馬の登録」を行います。この作業は仔馬の段階で行います。登録作業の様子です。馬事協会の方々が真剣な眼差しで仔馬のスケッチを取っています。足は何色か、特徴的なところはどこかなど、仔馬の周りをぐるぐる回ります。

登録作業の様子2 登録作業の様子3

この親子のようにお母さん馬と毛の色や模様が違う仔馬もいます。

馬の親子

岩渕牧場にはたくさんの馬がいますが、一頭一頭に個性があると改めて知ることができ、そしてどの色も模様も素敵でした♪

今回は馬の模様についてご紹介しましたが、魅力は伝わったでしょうか。皆さんも馬を見掛ける機会があればぜひチェックしてみてください!