皆さんはじゃがいもの種類といえば何を思いつきますか?「男しゃく」?「メークイン」?「きたあかり」?・・最近では、色々な種類のじゃがいもを見かける様になりましたが、そんな中でも新たな顔として注目されているのが「スノーマーチ」です。
スノーマーチは、ほんのりとした甘みとしっとりなめらかな食感が特徴で、じゃがいも特有の土臭さやクセが少なく、また、雪のように白い果肉は素材の色を引き立ててくれます。
ここ北見エリアで育成され、平成22年頃より徐々に全国へ出荷されるようになりました。100年以上の歴史を持つ「男しゃく」「メークイン」と比べるとまだまだ駆け出しの若手じゃがいもです。
*北海道立総合研究機構 北見農業試験場で育成
*2004年に北海道の優良品種として採用/農林水産省認定
じゃがいも調理のひと苦労・・・皮むき。デコボコして形が悪いと大変ですよね。スノーマーチは卵型で芽が浅く形が良いので皮むきも楽チンです。
また、煮崩れがしにくいので調理がしやすく主婦の味方です。
スノーマーチに含まれるでんぷん質は雪が降る12月頃から少しずつ「糖」へ変わり、他の種類のじゃがいもよりも甘みと風味が増していく、まさに「冬」が旬のじゃがいもです。低温貯蔵で少しずつ熟成され、出荷終盤の3月にかけて徐々に深みのある甘みと風味を楽しめるようになります。”雪(スノー)が降る頃から3月(マーチ)に向けて美味しくなる・・”そんな、名前ピッタリのじゃがいもです。
冬に向かって甘味が増すスノーマーチ。特にオススメが、ホワイトシチューやグラタンなどクリーム(乳製品)料理です。自然な甘みと風味がより引き立つので、子供達にも大人気です!
じゃがいも特有の土臭さが少なくプレーンな風味も特徴。クリーム系の他にもスープやポテトサラダなど特に洋食系がオススメです。
煮崩れがしにくいのでスープ等でも大活躍。
スノーマーチの「旬」を迎える寒い冬にピッタリですね!
きたみらいは北海道を代表するじゃがいも産地の1つで、黒く健康な土と、北見盆地特有の昼夜の寒暖差により、でんぷん質を多く含んだ美味しいスノーマーチが作られています。
また、「男しゃく」など様々な種類のじゃがいも栽培で築き上げてきた技術で確かな品質をお届けします。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
||||||
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
JAきたみらいを代表するじゃがいも「男しゃく」は「そうか病」や「シストセンチュウ」という病害虫に脅かされ、残念ながら栽培面積も年々減っています。そこで、病害虫に強い救世主として誕生したのがこのスノーマーチです。
私達のじゃがいもを皆さんに食べて頂く為にも、「スノー(雪)・マーチ(行進)」の名の通り、雪の大地で病害虫に負けずこれからも歩み続けます。