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きたみらい通信

2021年1月21日 [きたみらいの今]

意外と知らない!? 農家の冬作業「雪踏み」をご紹介します

2月を前に厳しい冷え込みが続いていますが、皆さん体調などにお変わりないでしょうか。

JAきたみらい地域では、待望していた “まとまった降雪” が年明け2週目にあり、冬の畑で「雪踏み」作業が実施されています。「雪踏みって何?」「雪が積もった畑で何をするの?」なんて思われる方もいらっしゃるかと思うので、今回はこの「雪踏み」についてご紹介いたします!

雪踏み作業の様子1
雪踏み作業の様子2

雪踏みとは、土壌凍結深を制御する技術です。自然の状態で土壌凍結が入らない時に人為的に入れる方法として、写真のように縞状に踏圧(圧雪)します。こうすることで外気(寒気)を土壌中に伝わりやすくし土壌に凍結が入り易くなるのです。JAきたみらい地域でも、「冬からできる土づくり」として数年前から徐々に普及しています。

この雪踏み作業により土壌凍結を促進し得られる効果としては、種前に行う耕起・整地作業効率の向上や畑の透水性の向上など多々あります。令和3年産の播種・定植を前に、畑の土づくりは始まっています!

以上、意外と知らない!? 冬期農作業のご紹介でした。