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JAきたみらいの農畜産物

玉ねぎが届くまで

生産量日本一!! JAきたみらいの玉ねぎを紹介します。

JAきたみらいの玉ねぎは、日本一の生産量を誇っています。
生産される玉ねぎは生育期間によって、極早生・早生・中晩生と大きく分けて3区分あり、それぞれ、生育過程と貯蔵性が異なります。それぞれの特徴を生かして、収穫が行われる8月頃から翌年の4月頃まで安定的に出荷を行っています。

たまねぎ紹介-01

玉ねぎの苗を育てるビニールハウス作りが最初の仕事になります。

まだ雪の残る中、立てられていたパイプにビニールを掛けていきます。ビニールを掛けてからは、大雪に注意しながらの除雪作業も重要な仕事です。

 

たまねぎ紹介-02

2月下旬から3月中旬に掛けて播種(種まき)作業を行います。

育苗ポットと呼ばれる、専用のプラスチックケースに機械で自動的に土と種を入れていきます。

 

たまねぎ紹介-03

土と種を詰められた育苗ポットは、一枚ずつ丁寧にビニールハウスの中へ並べられます。

 

たまねぎ紹介-04

この頃のビニールハウス内では、外気温がまだ低い為、内部にも2重にビニールを掛けて温めます。

また、灌水(水まき)作業も実施し、畑へ植える4月下旬~5月中旬まで、元気な苗になるよう、大事に育てます。

 

たまねぎ紹介-05

4月下旬~5月中旬頃、機械で苗を畑に植え付けます。

 

たまねぎ紹介-06

降水量が少ない場合は、玉ねぎの生長を促す為に、畑でも灌水(水まき)を行います。

 

たまねぎ紹介-07

玉ねぎが生長し、葉が倒れ始めると収穫作業の準備段階に入ります。
玉ねぎの葉が完全に倒伏してから10日後、根切りと呼ばれる、玉ねぎを土から離す作業を行います。

極早生・早生・中晩生と、品種によって、成長のスピードが違う為、根切り作業を行う時期が異なります。

極早生種の根切り作業は7月20日頃から開始します。作業効果は玉ねぎの生育を止めます。根切り作業をしなければ、変形球の発生や外皮が薄くなる等、品質に悪影響を及ぼします。

 

たまねぎ紹介-09

根切り作業を実施してから2週間前後で玉ねぎの葉が枯れあがります。

その状況を確認した後に、デガーと言う機械で4列の玉ねぎが1つの山として寄せられます。

 

たまねぎ紹介-10

オニオンピッカーと言う機械で玉ねぎを拾い集めます。

ピッカーには2人が乗って腐敗などを除去して、玉ねぎは葉が付いたままコンテナに詰められます。

オニオンピッカー以外に、同時に葉を切りながら収穫をするオニオンハーベスターと言う機械もあります。

 

たまねぎ紹介-11

収穫し、コンテナに詰められたたまねぎはシートが掛けられて、しばらくの間、畑で乾燥させます。

 

たまねぎ紹介-12

乾燥作業が終了してから、コンテナに詰められた玉ねぎは定置型タッパーと言う機械によって、葉を切り落とします。

さらに、ここでも改めて、腐敗や傷の付いたものがあれば取り除き、コンテナへ詰められます。

コンテナへは1基あたり1,300kg程度の玉ねぎが詰められます。
(玉ねぎ個数で概ね6,000個になります)

 

たまねぎ紹介-13

選別された玉ねぎはJAの倉庫へ搬入されます。

集められた玉ねぎは日々の出荷数に合わせて選果が行われます。

選果機にはブラシが付いており、付着した土を落とすと同時に、磨きがかけられます。

選果のラインでは、人の目と手によって、腐敗・キズ・形状をチェックされます。

 

たまねぎ紹介-14

その後、選果ベルトによって、2L・L大・L・Mの4規格に分けられます。

 

たまねぎ紹介-15

規格分けされた玉ねぎは箱詰め前に再度、人の目と手によって最終チェックをします。

 

たまねぎ紹介-16

段ボール箱に20kgずつ詰められます。

JAきたみらいでは7つの選果施設で選果を行っています。1日あたりの最大選果量は50,000箱(1,000t)となっています。

 

たまねぎ紹介-17

20tトレーラー、JRコンテナなどの輸送方法で出荷します。

左と下の写真は、消費者の皆さんに顔が見える産地として、トレーラー3台、コンテナ2台にイメージキャラクターを描いたものです。

「走る広告塔」の役割となっております。

 

たまねぎ紹介-18

 

JAきたみらいでは、生産量日本一の玉ねぎを活用し、「玉ねぎと鶏もも肉の黒カレー」や「玉ねぎうま塩」、「芳醇 玉葱醤油」、「黒酢が入った玉ねぎドレッシング」、「玉ねぎと牛すじのカレー」、「まろ旨!オニオンコンソメ」、その他オリジナル加工商品を多数販売しています。
オリジナル商品もぜひご覧ください。