果肉の柔らかさとみずみずしさ、赤玉ねぎが本来持つ甘みをより感じる事ができる「くれない」は、北海道のどの産地でも栽培されていなく、きたみらい地域の中でも端野(たんの)という地区のみで栽培されている限定品種です。
きたみらいより出荷されている赤玉ねぎの中でも、その基準を満たした品物のみ「くれない」を名乗る事ができ、一線を画したプレミアムな赤玉ねぎです。
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赤玉ねぎはサラダ等で食べる事が多いので、その素材の良し悪しが直に感じられます。赤玉ねぎも様々な品種がありますが、その中でも果肉が柔らかく、みずみずしい食味の良い品種を選定しています。
果肉が柔らかいという事は外敵から身を守る力もそれだけ弱いのです。「くれない」も病虫害に弱く非常に栽培が難しく、傷も付きやすいので農作業にも細心の注意が必要です。
それでも「美味しい赤玉ねぎを食べてもらいたい」という生産者たちの思いから、この「くれない」の栽培に取り組んでいます。
普通の玉ねぎよりも、北海道の他の赤玉ねぎよりもさらに病虫害に弱い「くれない」ですが、これまで培ってきた栽培技術により、北海道のクリーン農業基準「YES!clean」に準拠した化学肥料・農薬の低減にも取り組んでいます。
病虫害の影響から、満足する品質基準に満たなくやむを得ず畑で大部分を廃棄してしまう事も。そんなリスクを抱えながらもより「安全安心な赤玉ねぎを食べてもらいたい」という生産者たちの思いからクリーン農業に取り組んでいます。
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北海道が推進するクリーン農業YES!cleanのページはこちら |
赤紫色の成分は「アントシアニン」というポリフェノールの一種でブルーベリーやナスなどの紫果物・野菜と同じ成分です
「アントシアニン」は植物が紫外線やウィルスなどから身を守る為に作られる成分で、非常に強い抗酸化作用があると言われています。
私たちの赤玉ねぎは表皮・果肉がしっかりしているので保存性に優れています。
ただ、普通の玉ねぎよりも水分を多く含んでいるので湿気によるカビや劣化に要注意です!
美味しく長持ちさせて、いろいろな料理にお使い下さい。
涼しくて湿気がこもらない場所が最適です
通気性が良いネット袋が最適です
冷蔵庫内は乾燥しているので本来は不適だけど・・
暑い時期は痛みやすいので新聞紙に包んで冷蔵保存して下さい
カットしたものは切り口が乾燥するのでラップして冷蔵保存して下さい
湿気がこもりやすいのでビニール袋は不適です
こうすることで、血液サラサラ効果の「硫化アリル」や、赤玉ねぎが本来持つ甘みや風味が水に溶け出てしまうのを防ぐ事ができます。
特に「くれない」は水にさらし過ぎると甘みなど風味が抜けやすいので注意が必要です。
一般的に知られている玉ねぎの「血液サラサラ効果」ですが、その成分(硫化アリル)は加熱に弱い事から、なるべく生で食べるのが良いと言われています。
味覚の面でも果肉がやわらかく、辛みが少ないので生がオススメです。
サラダだけじゃない!
かき揚げもより一層華やに!
北海道発祥のB級グルメ
ラーメンにお好みの野菜とドレッシングを和えるだけ!
市販の浅漬けの素に30分漬けるだけ
辛みも取れて一石二鳥のカンタン一品!
肉料理やチーズの添え物として
イタリアで食べられているジャムです
くれないは「端野町くれない生産組合」のメンバー50名で栽培されています。
「くれない」と同様に手間のかかる「サラダ玉ねぎ(サラタマ)」、普通の玉ねぎでもYES!clean栽培や特別栽培など様々な玉ねぎ栽培へチャレンジするリーダーです
私たちが取り組んでいるYES!clean栽培はこの「くれない」にとっては非常にリスクがあります。
しかし、皆さんに安心して食べて頂きたい思いはもちろん、自分たちの技術の研磨の為でもあります。
20年以上の歴史を持つ「くれない」ブランドを守る為にもこのチャレンジ精神は欠かせません。
ポテトサラダにスライスしたくれないを和えると食感と風味にアクセントがついて美味しいですよ。
20代の頃にアメリカへ渡って農業技術を学び、現在は玉ねぎ等の栽培のほか、野菜の直売所を展開するなど多角的な農業にチャレンジするサブリーダーです
「くれない」など色々な作物を手がける事で見聞が広がるので楽しいですね。
赤玉ねぎは素材の良し悪しが素直に出るので、消費者の喜びの声を聞く事が励みになります。
サラダなど生がもちろんオススメですが、パスタに和えて食べるとひと味違って美味しいです。